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これまでのかつらは、サイズやスタイルが決まったものでした。そのため9割以上の患者様は、「脱毛前のスタイルにして欲しい」「もっといまどきでお しゃれスタイルがないか」と不満を訴えてきました。できれば自然な状態のウイッグを、プロのスタイリストにカットしてもらいたい。自分の好きなスタイルに 切ってもらいたい。そんな要望が何年もつづいてきたのは事実です。私たちNPOは、かつらのカットや調整を通してオーダーメイドでもできない再現用の医療 用ウイッ開発。従来のかつらではできない"髪の再現"という領域にまで踏み込みました。
がん治療などにおいては、医療用かつらというものが活躍しています。
かつらというとどうしても中年を過ぎた男性が使うものとしてのイメージが強いかもしれませんが、病気になった場合などには薬の副作用や精神的なストレスなどから脱毛してしまう場合があります。
特に女性の場合にはやはり髪が抜けていくというのは大変なショックを与えてしまう場合あり、治療におけるモチベーションも下がってしまうことがあります。
そういった場合に活躍するのが医療用かつらと呼ばれるものです。これは普通のかつらとは違い、肌に対して優しい素材や、抗菌加工がしてあるという特徴があります。
脱毛が生じるケースとして有名なものに、抗がん剤治療によるものがあると思います。この脱毛が生じている場合の頭皮というのは通常の場合よりも弱っている状態です。
しかも抗がん剤の使用によって通常よりも抵抗力が落ちており、傷の治りなども遅くなっていることが多いです。このような状況の場合にはできるだけ肌を傷つけないことが重要になってきます。
そのような場合に普通のかつらを使用するのはあまりお勧めできません。それというのも普通のものは衛生的な観点からみて、あまり優れているとはいえないためです。
長時間身に着けているものですから、その分汚れなども気になってくると思います。最近では抗菌加工されている一般のものもあると思いますが、やはり専門の医療用かつらを使う方が良いのではないかと思います。
なによりもアレルギーなどに対する対策などにおいては、やはり医療用かつらは一般のものとは比べ物にならないと思いますし、様々なケースを想定する場合、できるだけ専門のものにしておいた方がリスクが低いでしょう。
また、医療用かつらは普通のものよりも自然な見た目になるという利点があります。例えば人工皮膚というものが付いているものがあり、これによってつむじなどを自然に見せることができるようになるのです。
患者さんにとっては自分の外見が病気によって衰えていくということは非常に大きなショックを与えるものです。また、現在の医学でも多くの医師は心理的なものが治療に大きく関係していると考えているようです。
実際に日本にも病は気からという言葉があるように、心の持ちようは非常に大切になってきます。それに影響を与えるものとして大きなものが外見です。医療用かつらはその外見を良く見せることにとても大きな力を発揮してくれます。
できるだけ患者さんのモチベーションを上げること。また、少しでも辛い治療生活の苦痛を和らげることはとても大切なことだと思います。